そば

森ファームの蕎麦の
こだわりは、みどりです。

 石臼挽きの蕎麦粉をこね鉢に入れ水を落としてみると、今まで白かった蕎麦粉が、微かな香りを発しながら緑色に染まっていきます。その緑に私たちはこだわります。蕎麦の収穫時期と旬は、限られています。収穫時期を迎えた畑の蕎麦の実は、日に日に朝露や雨・温度によって酸化し、緑を薄めていきます。その影響を減らすには、収獲期を逃さないことです。そこで、収獲期を迎えた蕎麦を収穫機械(汎用コンバイン)3台で、一気に収獲します。それにより、蕎麦の「みどり」を手にすることができます。その後、自然乾燥に近い機械乾燥にて、水分を15~16%に調整し、間髪入れずに低温貯蔵を開始します。水分が15~16%の蕎麦やお米などの穀物は、収穫後も酸化が進みます。その酸化を緩やかにするために、貯蔵から製粉、発送に至るまでの温度管理を徹底しています。

 もう一つのこだわりは安定供給です。蕎麦栽培は、自然の影響を非常に受けます。水に弱く、風にも弱いのです。毎年のように不作と豊作を繰り返し、価格も高騰と下落を繰り返してきました。一方、蕎麦の強みは種をまいてから収穫までの期間が約90日と短いことです。昔は飢饉に強い作物として農家の軒下に種が確保されていたそうです。森ファームでは、その強みを生かし、年2回の蕎麦栽培を行い、蕎麦の安定供給を図っています。特に春蕎麦は日本一早い新蕎麦として全国の蕎麦屋さんを始め、蕎麦愛好家の方に楽しんでいただいています。