春蕎麦に挑戦!!
・・・森ファームの無謀とも言える取り組み・・・
2004年、秋

観測至上、記録的な台風が日本列島を襲った。

日本列島各地で、大きな自然災害発生、

同時に農産物の被害が全国に広がった。

その中、蕎麦は・・・。

全国最大の生産量を誇る北海道は、

収穫を目前に台風が数回上陸、

中でも9月18日の台風18号は、

かすかに残った農家の希望を引き裂くかのように

蕎麦の実、すべてを叩き落しっていった。

本州では、幾度となく台風が上陸、蕎麦は風に打たれ

水に土砂に埋もれた。

順調に生育しているかのように見えた産地でも、

蕎麦の花盛りに風雨に見舞われ、

想を絶するわずかな収穫となった。

2004年、晩秋

蕎麦は全国的に不作となり、

こだわりの蕎麦屋さんは、悲鳴を上げた。

その冬、一軒の農家が麦栽培を急きょ取りやめた。

2005年、初春

蕎麦不足に対応しようと春蕎麦栽培の準備に

追われる農家がいた。

しかし、今までの栽培データは

全く無く途方にくれた。

2005年、春

みんなの期待を一身に受けて、

春蕎麦は畑を真っ白に彩った。

2005年、初夏

やっとの思いで春蕎麦は収穫を迎た。

ぎっしりと実を付け重くなった状態に

スタッフが歓声を上げた。

一粒一粒を拾い上げるように収穫作業は進んだ。

さっそく試食会が開かれ、

薄っすらと緑かかった新蕎麦、涼しげに見えた。

初夏に「新そば」、蕎麦好きの舌鼓が

聞こえるかのようだ。

    
春蕎麦に挑戦! 無謀な農家の名は、森ファーム