私達の地域には,全国的に珍しい「天の川」という名前の川があります。
私は、子どもの頃友達とその川で、メダカをすくい、ザリガニをとり、ドロンコになりながら日暮れまでよく遊んだものです。
まわりには、田畑が広がり季節折々に菜の花やれんげの花やタンポポの花等の草花が咲き、田植えや稲刈りの季節には、いたずらをしながらも家の手伝いもしました。近くには、平地林が広がり、山グリや山イチゴや桑の実などがたくさん取れ、ペコペコのおなかを満たしてくれたものです。
知らず知らずに、自然の営みを子供ながらに体験し、自然の大切さを遊びを通して知りました。
残念ながら、今、その川は水が涸れ、そこから子供達の笑い声も消えてしまいました。
もう一度、天の川に 子供たちの 笑い声を取り戻したい!
天の川にせせらぎを取り戻し、季節折々の草花を咲かせ、ホタルの淡い光に、胸おどらせ、子供達がドロンコになって遊べるところを取り戻していく。それを直接的に実現できるのは、私達農業者なのです。それが天の川プロジェクトです。
その一つとして、毎年れんげ祭を開催し、自然の中、植物・動物の営みにふれることにより、自然のやさしさ、豊かさ、大切さを感じていただいております。いづれは、皆さんの協力のもと、天の川にホタルが舞う、そんなふる里づくりをしたいと夢見ています。